2020年秋の近況報告
お久しぶりです。2020年の夏が終わりました。
新コロ禍のさ中、みなさまお元気でしょうか。僕らは元気です。
簡単に近況報告をいたします。
結婚25周年・銀婚式
今年は僕ら2人にとって結婚25周年、いわゆる銀婚式にあたります。夏の初め、まだ新コロの蔓延が悩ましいさ中ではありましたけれども、お祝いにちょいと豪勢なプレミアム旅行に出掛けて参りました。
25年前の新婚旅行はハワイ。ハワイ島2泊・オアフ島2泊に機中泊をまじえた行程でした。そのときオアフ島ではハレクラニを利用したのです。
そのハレクラニが沖縄にも進出していると知って、それなら銀婚式の旅行はそこにしよう!となったのでした。ちょっと?だいぶ?贅沢に、WEBでは予約できない特別なスイートルームを利用しました。天気があんまり冴えなかったのですけどね…。
25周年・四半世紀・結婚前から数えたら35周年くらい?色々ありました。変わった部分もあれば変わらない部分もあります。昔待ち合わせの公園で鉄棒に手紙を括りつけて通信していた2人が、いまは難なくスマホで通信し合っています。ひと時代を一緒に生きたねえという感慨がありますね。
ちゃこの入院と手術
2月の初めにちゃこが手術を受けました。
長らく脚を悪くしていて、きつい坂道や距離のある徒歩を嫌う生活を送っていたのですが、縁あって手術を勧めていただき、本人もようやく決断をして手術を受けました。
手術前のグズりようにはほとほと手を焼きましたが、甲斐あっていまはとても元気に暮らしています。テレワークの合間のウォーキングも一緒にしますし、出先の散策も元気に楽しめるようになりました。山道だって元気に進みます。手術を受けてほんとうによかった。勧めていただいた理学療法士の方、医師の方・看護士の方、みなさまに心から感謝です。
新コロ禍中の生活
ちゃこが入院している期間、毎日の面会と、日々のドタバタ家事の実況中継によって、僕の株はちゃこの中でますます上がりました(?)。
新コロ禍中の新しい生活様式、社会では密を避けつつも、家庭はより密になりました。2人きり多めの生活を日々仲良く、大事に暮らしています。
みなさまの近況もよろしければ教えてください
本館を失った「別館」に意味はあるのか?という自問をしないではありませんが、たまにこうして覗きにきて、懐かしい方々からのコメントを読むと嬉しくなります。返事は相当遅くなりますけれども、よろしければみなさまの近況もコメントで教えていただけましたら幸いです。
それでは、またいずれ。
失われた「たにしの殻」の本館、発掘されたその一部
たにしの殻の別館であるのに、本館が消えてからどれくらい経つのでしょう。JCOMのホームページサービスの終了が2017年の初め頃にアナウンスされているようなので、すでに2年とちょっとが経過しているようです。
たにしの殻の本館の喪失
本館は意図して「消した」ものではなくて、知らないうちに「消えていた」のでした。JCOMのホームページサービスが終了するだなんてちっとも知らなかったのですもの。JCOMの事務局から案内は届いていたかもしれないけれど、当時のメールBOXはゴミの堆積場でしかなかったので覗くこともありませんでした。
そうしたらいつの間にか、僕も知らない間に、たにしの殻は「消えていた」。
気付いたときにはPCも買い替えていて、PC上にあったファイルも失っていました。あゝやっちまったなと思いました。
更新を停止してだいぶ経っていたし、サイトの存在が頭をよぎることすら少なかったのだけど、一時期は夜な夜な更新していたサイトでしたし、いつか老後を迎えたら更新を再開するかあとは本当に思っていたので、サイトがすっぽり消えたと知ったときには、それなりに喪失感がありました。
ちょっとの間ぽかあんとして喪失感を味わい、そして忘れることにしました。
意外な場所から発掘されたその一部
当時夜な夜な作ったコンテンツはもうきれいさっぱり失ったのだと思っていたのだけど、ひょんなことからPCの片隅に、前のPCから移行したフォルダの底の底の底のほうに、何故だかコンテンツの一部だけ保管されていることが判りました。
おそるおそる開いてみると…。
おお。フレームもCSSもひととおりイケてるみたい。当時の記憶にあるまんま表示されました。当時はこれひとつひとつ手でHTML書いて起こしてたんですよね。隔世の感。
ちなみに見つかったのは「生活の記録」と「MEMO」だけで、「はじめに」や「夫婦漫談」はありませんでした。「夫婦漫談」を喪失してしまったことは残念。僕が20代後半から30代の初めだった頃の記録は、今となればまさに「生活の記録」だっただろうから。
本館はいつか再開するのか
さて、コンテンツの一部が発掘されて、たにしの殻の本館は再開するのか。いやあ再開は無いなあ。
でも当時強烈な時間をかけて転記したこの子たちを手元だけに置いておくのは惜しいので、どこかにヒョイと公開だけはしておくかも知れない。しないかも知れない。
”いつか老後を迎えたら更新を再開する”、その術は確保できたので、喪失したものを取り戻した嬉しさの独り言でした。
それではっ。
44歳の日常
もはや年に一回の更新頻度の日記。いや年記と呼ぶべきか。
昨日8月13日で44歳の誕生日迎えました。どこまで続くのこの苦行。30歳くらいで夭折したいと思っていたのに叶わず、ろくに運動もせずたらふく食べて、がぶがぶ飲んで煙草たくさん吸ってます。こないだ食べたジビエ料理がうまかったのでまた行きたい。健康診断で肝臓あたり指摘されるけど、生活になんら支障もなく、まあ普通に元気です。
仕事は勤めてた会社の取締役になりました。だからと云って特段の大きな変化は無い。若干の居心地の悪さを感じるくらい。居心地悪いてことは何かしら前進しているのだろうと、もはや惧れもなく達観の境地。立ち居振る舞いも・公正な判断も・ビジネス進める腕力も、まあ徐々に恥じないほどには身につくと思うしかない。ただ政治力だけは身につく気がしない。
いったん従業員を辞めたのでささやかながら退職金が入りました。時期を合わせて住宅ローンの借り換えと生命保険の見直しを終えひと段落。長らく共働きをしていたぶん、贅沢三昧の生活が定着していて、ここ一年ほど家計のリビルドに苦心していたのだけど、ちょっと落ち着いた。すこし手元に残ったお金で株やら投信やら外貨やらの資産運用を始めてみた。いままでそういうの小ばかにしてたぶん、勉強することたくさんあって楽しいです。誰か詳しい人居たら教えてください。
ちゃこの実家がいろいろ難しいことになっているのだけど、なかなか入り込めていなくてちょっと心が痛んでいる。いつだって割って入る気概はあるのだけど、毎々過去の事情だ歴史だとちゃこにさらりと躱されて、今のところ気概だけで終わっていて不甲斐無い。
という、すっかり、『THE44歳』してますワーイ。
楽しいこと嬉しいことも、心配ごとも、思い出すたび苦笑する苦い記憶も、歳とともに当たり前のように変わるのだなあとほんとうに思う。若いころの自分に居酒屋でハイボールのジョッキ傾けながら言ってやりたい、お前さんそんなくよくよすんなや、あんがいお前いい大人になんぜ。そして『まあダメなとこは経験重ねたところで相変わらずダメだけどな…!』口の中のきゅうりの浅漬けの噛み砕いたのめっちゃ見せながらげらげら笑ってやりたい。嗚呼やっぱ鈍感になってる。そんなん言われたら若い僕死にかける。
たいていのことにちまちま悩んで、失敗にくよくよするのは相変わらず。でもあんがいすっぱり消化して忘れられる。いま抱えている『苦い思い出』と云えば、飲み会で『死ぬ前に食べたいご馳走ってなんですか』と問われて、あんまり思いつかず『餃子ですかね~』と微妙な回答をしたことだ。浅い。
思えば、10代のころの僕の『思い出すたび舌打ちしてしまう苦い記憶』は、『音楽室の扉がノックされたのでちゃこに押されて慌てて準備室に隠れてみたらば、準備室の扉から体育教師が荷物跨いで侵入してきてご対面、”あ、おはようございます”。じゃねえよひぎゃあああああ!』というものでした。超情けなくて、超カワイイ!そんなのにくよくよしちゃって、超笑える。
笑え…r…………。
やばい、面白おかしい記憶語ろうと思い出したら、ちょっと想定以上にげんなりした。思っている以上には、記憶は洗い切れないらしい。
自分のHPのURLが分からない。
別館つくったものの、更新がてんで続きません。Facebookもさっぱりだし、別のところでのびのびやろうと思ったものも放置だし、なんだろうこの飽きっぽさ。そして10年ほど前に本館のほうを日々更新していたあの頃の、あの意欲はなんだったのか。何求めてたのか。何目指してたのか。
今日、たまたま別のところで、『実はたにしの殻のファンでした。』というご挨拶を思いがけずいただいて、おおっ?!と。おれそういえばそんなHP持ってたなと。URLわかんね。ググって探す。ここ別館のパスワードはいわゆる『いつもの』(そういうパスワード管理はあきまへんよ!)なので軽々通過できたものの、本館のほうの更新に必要なID・パスワードなんて、どこやったっけ??
JCOMの資料を探す。棚から色鉛筆の箱が転げ落ちて、どんがらがらと48本が床に散らばる。資料に記載されているID、あれでもないこれでもない。試行錯誤して、ようやくさきほど、JCOMのメールアカウントとFTPと、情報が揃いました。これでいつでも更新できます!いや、まあ、しませんけど、ね。たまに思い出すと精神的にもやもやするので、こういう情報は手元に揃えておいて悪いことはありません。
別館も更新せずに何をしているかというと、まあ当たり前に元気に仕事したり飲んだり食べたり、相変わらず旅行に出かけたりして普通に生活しています。2人とも元気。
この三連休は、初日は持ち帰りの仕事でつぶれて、二日目の昨日は『ターミネーター 新起動/ジェニシス』を観て美味しいパスタ食べて庭の雑草取り。三日目の今日は昼前に起きて一緒に買い物に行き玄関前の掃除をして雑草取り。三連休何してたの?と訊かれたならばまあ『雑草取り』と答えるだろうね。
この季節、雑草取りをするとめためた体力を奪われる。でも『嗚呼おれらめっさ働いたね!』という『1日が終わった』感を出せる点が良い。シャワーで汗流したあとは、自由にのんびり。ちゃこは1階で録画したドラマを観ていて、僕はこれアップし終えたら…何しよう。ガンダムでもやろうかな。僕の無課金デッキもだいぶ成長しました。そこかよー。
という、そんな近況でした。
2014 明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます。
本年もゆるゆるとよろしくお願いいたします。
春に流行りの風疹に罹り、年末にはクリマス前に水疱瘡に罹り。昨年は、子供の罹る病気にやられ放しで、まるで子供帰りしたかのよう。ちゃこも水疱瘡をやっていないと言っていたので、感染するのを恐れていましたが(だって、蚊に刺されたのさえ我慢できずに掻き潰してしまう人なので!)、水疱瘡は伝染らず。けれど年末の疲れなのか、ちゃこが大晦日から高熱で倒れてる。元旦の家族での集まりも、ちゃこを置いて僕ひとりで出かけた次第。医者に診てもらいましたがインフルでもなく、原因不明なのがちっと心配。
正月の医者はたいそう混雑していて、診察3分に対して会計や薬の処方等もろもろの待ち時間が約3時間。特に薬局のおばちゃんのひとりが「今日はどうされました。」「先生からこう処方するよう出ていますけれども、ほんとうは症状によって服用の量を変えなくちゃいけなくて云々。」「具体的にどんな症状ですか。」と、医者気取りで話が長くて、患者さんと世間話まで始めてしまうほどなので、この混雑考えようぜとちと苛々させられた。そしてこれだけの時間をかけて、処方は普通にロキソニン。もはや近所のドラッグストアでも、もしくはネット通販でも手に入るものなので、いっそ常備薬としておこうかと思う。
ちゃこが倒れてどこにも出掛けようもないので、年始はすっかりガンダムオンライン三昧。たーのーしー!! のは確かなのだけど、自宅PCの性能の低さを実感させられる。下手なのは僕の所為じゃない。パソコンの性能の所為なんだ。そう言い張る。
無課金デッキはザクだらけ。課金なしでこんなに遊べるなんて凄いなあ。
京都日帰り旅行
早いもので今年もすでに忘年会シーズン。飲んで食べてぐっすり寝込んで休日の朝は起きてみたら昼過ぎだったりして、ちゃこの不興を買っております。というか万年不興だよね。その不興顔をお面にして露店に並べてやろうか。
12月の頭に『そうだ、京都、行こう』と思い立ち、日帰りで京都に出かけてきました。そう言うと、その思いつき・行動の軽快さが素敵な感じです。が、実際にはちょっと、陰惨な苦労譚でもあり。
紅葉には時期に当たり外れがある、なので事前に宿を取っておいても外れてしまっては残念だ、なので紅葉の様子をチェックして、ここぞ!と云う時機に日帰りで電撃的に訪れるのが良いのではないか、そう言っていたのです。休日だと人も多いし、1日くらい仕事休んで平日に行くか、そう言っていたのです。そう、そして、言ったきりで、忘れてた(笑)。
ある土曜の朝、やはり遅めに起きだした後で『嗚呼、この土日は両方仕事だわ~。』と嘆いたら、ちゃこがぼそりと『結局、日帰り京都なんて、行けなかったね。』と言い出す。ふとテーブルの脇の積み上げに、付箋をたんまり挿んだ京都のるるぶとかが置かれていて、どっひゃあ思った。
『行けなくないし。行こうよ。』
『忘れてたくせに。』
『ちがうって(笑)、ああでも紅葉いまどんな感じかねえ。』
幸い、そのタイミングではまだ紅葉には早く、天気予報を見て、それでは来週の木曜日当たりには行こうかとなった。なったけど、天気予報は外れ、天気は悪く、そして僕の仕事も少々トラブルが重なり木曜から金曜朝にかけては徹夜でした。それなら土日で行こうか、となったのですが、風邪ひいた。
『声ヘンだし、風邪ひどいんじゃないの?京都やめとく?』
『いいし、平気だし。行くし。』
『熱は?熱あるんじゃないの?』
『熱無いし、平気だし。行くし。』
ちゃこが優しい表情で言っているのならまだしも、コイツあちこち飲んだくれて勝手に風邪ひいて約束反故にしやがるのかという冷たい表情をしているので、こちらも依怙地に平気だと言い張り。
たぶん、それなりに熱もあり酷い寒気とダルさの中、日帰り電撃京都旅行をして参りました。その成果物。
朝早い新幹線に乗り込み、あちこちで紅葉を見、夜は先斗町で飲むまで堪能してきてやったゼ!翌月曜日も仕事は休めず、『俺に熱なんて無い。熱なんて無い。』と言い聞かせ朝まで仕事。ふう疲れた。