テレパスの希望

管理仕事はぶっちゃけ余裕なのだけど、何か事件が発生したとき(そしてそれはしばしば重複して発生する!)対応することが出来なくなるので、出来る限り管理仕事に徹して、現場には出ないよう決めていたのだけど、昔からお世話になっているお客様から請われて、来月は久しぶりに現場復帰する。

昔からお世話になっている感謝の気持ちを込めて・心意気で引き受けたつもりなので、『有難う!俺もお前が困ったときには必ず助けるぜ!』てきな、何か熱いものの垣間見える反応が欲しかったのだけど、『おうさんきゅさんきゅ、来てくれて当然だよな、ウワッハハハ』みたいな軽いノリなので苦笑。まあ、心意気が心意気と見えるように演出したら、何か心意気とは異なる不純なものになってしまいそなので、これはこれで良いのかなとも思う。

今回の件は別に良いのだけど。思いは言葉にして伝えなければ伝わらないのだねえ!という当たり前のことに、これまで何回失望してきたかしらん。それ説明しなきゃ駄目?!てきなすれ違いが過去にも現在にもちらほら。僕は世の中の人たちの、非繊細さと云うか想像力の乏しさと云うか、そういう感応力の弱さ(!)に、いい加減絶望して然るべきなんだと思う。絶望して、常々自己主張してやまない饒舌家たれ僕よ!

いったい、思いを伝えずに物事がうまく運ぶという素敵経験なんて、過去にも青春ラブコメ漫画の中にしか目にしたことが無いのに、なんで僕の期待はこんなにも根強いのか。思いは思いのままでは伝わらないと知っているのに、本来の人間関係で言えばそれは伝わるべきと思っているし、伝わってこそ会話するに足る相手なのだと思う気持ちは揺るがない。

 

ああそうか。ここまで書いて気付いた。口下手ゆえの甘え。ありえるありえる。