銀座の夜

上司とお客様と銀座で旨い焼き鳥を喰い、上司に『若い者同士で行っておいで』と放たれたあとお客様(おじさま)とクラブに入り帰宅。愛想笑いで疲れる疲れる。お酒飲んでも酔わない酔わない。顔色ひとつ変わらず強いですね。煙草すっごいヘビースモーカーなんですね。ってそうじゃなくて、隣に女子侍るとか無口人には面倒すぎるんじゃボケェェェェ!と発散する場も無くて、帰り道、独りカラオケ、いわゆるヒトカラを経験してしまおうかと思い惑うくらいに消耗してました。ヒトカラに対する妙な憧れがある。リンダリンダとかぴょんぴょん跳びはねながら謳いたいのです。前フリとかいいので、ハングリーな目つきで壁睨め回して、ねっちょり舌なめずりしてサビだけ謳いたいのです。