京都日帰り旅行

早いもので今年もすでに忘年会シーズン。飲んで食べてぐっすり寝込んで休日の朝は起きてみたら昼過ぎだったりして、ちゃこの不興を買っております。というか万年不興だよね。その不興顔をお面にして露店に並べてやろうか。

 

12月の頭に『そうだ、京都、行こう』と思い立ち、日帰りで京都に出かけてきました。そう言うと、その思いつき・行動の軽快さが素敵な感じです。が、実際にはちょっと、陰惨な苦労譚でもあり。

紅葉には時期に当たり外れがある、なので事前に宿を取っておいても外れてしまっては残念だ、なので紅葉の様子をチェックして、ここぞ!と云う時機に日帰りで電撃的に訪れるのが良いのではないか、そう言っていたのです。休日だと人も多いし、1日くらい仕事休んで平日に行くか、そう言っていたのです。そう、そして、言ったきりで、忘れてた(笑)。

ある土曜の朝、やはり遅めに起きだした後で『嗚呼、この土日は両方仕事だわ~。』と嘆いたら、ちゃこがぼそりと『結局、日帰り京都なんて、行けなかったね。』と言い出す。ふとテーブルの脇の積み上げに、付箋をたんまり挿んだ京都のるるぶとかが置かれていて、どっひゃあ思った。

 

『行けなくないし。行こうよ。』

『忘れてたくせに。』

『ちがうって(笑)、ああでも紅葉いまどんな感じかねえ。』

 

幸い、そのタイミングではまだ紅葉には早く、天気予報を見て、それでは来週の木曜日当たりには行こうかとなった。なったけど、天気予報は外れ、天気は悪く、そして僕の仕事も少々トラブルが重なり木曜から金曜朝にかけては徹夜でした。それなら土日で行こうか、となったのですが、風邪ひいた。

 

『声ヘンだし、風邪ひどいんじゃないの?京都やめとく?』

『いいし、平気だし。行くし。』

『熱は?熱あるんじゃないの?』

『熱無いし、平気だし。行くし。』

 

ちゃこが優しい表情で言っているのならまだしも、コイツあちこち飲んだくれて勝手に風邪ひいて約束反故にしやがるのかという冷たい表情をしているので、こちらも依怙地に平気だと言い張り。

 

たぶん、それなりに熱もあり酷い寒気とダルさの中、日帰り電撃京都旅行をして参りました。その成果物。

 

そうだ、京都、行こう f:id:tanishi_m:20131201095228j:plain f:id:tanishi_m:20131201133048j:plain f:id:tanishi_m:20131201125702j:plain

 

f:id:tanishi_m:20131201123700j:plain f:id:tanishi_m:20131201131427j:plain f:id:tanishi_m:20131201155327j:plain f:id:tanishi_m:20131201180136j:plain

 

朝早い新幹線に乗り込み、あちこちで紅葉を見、夜は先斗町で飲むまで堪能してきてやったゼ!翌月曜日も仕事は休めず、『俺に熱なんて無い。熱なんて無い。』と言い聞かせ朝まで仕事。ふう疲れた。